茨城県つくば市では、エクサドンファシリテーター養成講座を修了された方が所属する、太鼓グループの方々を対象に「エクサドン体験」を行いました。
小学生〜80代まで幅広い世代で太鼓歴もそれぞれでしたが、グループの皆さんとても仲が良いのが印象的でした。エクサドンではお互いを認め合うことや、尊敬すること、思いやりなどを大切にしています。この気持ちは、太鼓を演奏する時にも大切な要素です。音を一つにすることだけでなく、お互いを感じ、心を一つにすることの大切さを、今回の「エクサドン体験」を通して感じていただけたのでは、と思います。
和太鼓スタジオすわんどで行なった「エクサドン体験」には、太鼓チームに所属している方、太鼓を叩いたことがない方、学生、学校関係のお仕事をされている方など、さまざまな方が参加してくださいました。
始めは皆さん緊張している様子でしたが、一緒に太鼓を叩いたりゲームをやっていくと、自然と距離が縮まっていき、休憩中には楽しく会話をされていました。一生懸命に太鼓を叩くだけでなく、お互いの音を聴き、大笑いし、時には支え合い、みんなの心が一つになっていくのを感じました。
また、午後には、エクサドンファシリテーター養成講座を修了された方々を対象に、「資格更新講習会」を行いました。
エクサドンの理念、目的、開発目標のおさらいをし、共同開発者で医師の森本先生による講義、太鼓を使った実践を行い、知識と技術の向上を目指しました。講習会では終始、質問や意見が飛び交い、今まで学んだことだけでは無く、実践でのコツやアイデアなども生まれ、充実した時間となりました。エクサドンに参加した方々が心も身体も元気になり、ファシリテーターも自分らしくその場にいられて参加者の方と一緒に太鼓を叩いて元気になる。そんなエクサドンがさまざまな場所で行える様、エクサドンファシリテーターになてくださった方々とより一層協力をし、エクサドンの普及活動をしていきます。
報告:佐野 未佳
写真:米谷友宏
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