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エクサドン

2018年12月1

 

2018年秋「エクサドン体験・講座」行ってまいりました。

11月初旬、九州は福岡、熊本、そして長崎にて「エクサドン体験」を、下旬は埼玉、東京にて「エクサドン体験」とそれの理解をより深めた「講座」を行ってまいりました。

 

 参加者の皆様には、汐彩クリニック院長森本芳典氏の解説DVDを見てもらい、その後、太鼓を叩いて、「エクサドン体験」を体感していただきました。

 初めて太鼓を叩く方、太鼓グループに所属している方、鼓童が好きな方、医療・福祉関係のお仕事をされている方など、参加者は様々。皆様「エクサドン」に興味をお持ちで、DVDを見ながら、熱心にメモを取る姿も見られました。

 

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 最初は緊張気味の皆様ですが、準備体操で体が温まってくると次第に笑みがこぼれはじめ、太鼓の音が響きはじめると、だんだん笑顔になってきます。エクサドンではただ単に「太鼓を叩く」だけではなく、お互いの音を聴き、目を合わせたり、言葉がけをしたり、他者とのつながりを感じながら、気持ちを合わせて叩きます。

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 終了後は皆さんすっきりした顔つきで、参加者同士会話が弾んでいました。2時間の「体験」を終え、一緒に昼食を食べに行った参加者もいらっしゃいました。

 認知症予防を目的として始まった「エクサドン」ですが、今回、高齢者に限らず、若い方、障がい者、太鼓経験者、未経験者、様々な方がお互いを思いやり、一緒に楽しく太鼓を叩くことで幸せになるという経験を共有しました。

 祭りや芸能には欠かせない太鼓ですが、神様に祈りを届けるというだけではなく、人間と人間をつなぐコミュニケーションのツールとしても、太鼓の可能性はまだまだ広がりをみせています。

 次回は、どこで、誰と、どんな「エクサドン体験」を行えるか楽しみです。​    報告:鼓童文化財団 宮﨑 正美

〈備考〉 

「エクサドン」は「エクササイズ(運動)」+「佐渡」+「ドン(太鼓の音)」を合わせた造語で、鼓童文化財団と森本芳典氏の共同登録商標です。

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